2015年3月14日土曜日

Dior&I




ホワイトデーの今日は、本日公開の「ディオールと私」を見てきました!(*^^*)

理想と現実。
光と影。
陰と陽。

一方があるからもう一方も輝くし、戦略があるから理想の世界が実現するのですね。
 

オートクチュールコレクションのクリエイティブ・ディレクターに抜擢されたラフ・シモンズ。
天才ゆえ、繊細ゆえに苦悩し、葛藤する姿。
そして、それを支える人々が描かれています。

こんな風にデザインされ、ひとつのコレクションとして発表されるのか・・・と。

Diorのアトリエも公開されており、そこで働くお針子たちの集中力というのは一流。

私は、やっぱりラフ・シモンズよりもお針子たち視点で見ていました。
顧客が注文した洋服作りとコレクションのドレス作りの掛け持ち。
みんな、もう頭がパンクしそうと言ってイライラしたりもするんだけど、
それでも自分の仕事に誇りを持って最後まで挑戦し続けるその姿。 
ショーのギリギリまでドレスを作るお針子たち。
人生をかけてやっているのが伝わってきて、本当にかっこよかった!

劇中でお針子が、「冒険の終わりに伴う寂しさ」と言っていて、その言葉がとても印象的でした。
自分が試行錯誤して作ったもの、苦労して作ったものをいざ出すという時、うれしい反面寂しさもあるんですよね。
それにかけた長い時間と苦労を「冒険」と表現しているところが素敵☆

壁面を花で飾った最後のショーの美しさといったら!もうため息ものです。

やっぱりファッションってロマンがあるな。
ハイブランドは高価だし、簡単に手を出すことはできないけど、素敵なもの、高価なものにはちゃんと理由があるんですね。
オートクチュールのドレスなんて、私は一生着ることはないでしょう。
もしも着ることができたら、多分震える。ww
あんなにたくさんの人の想いと苦労が詰まっていると思ったら、着る側も責任をもって着なければいけないですからね。
買えるか買えないかは別として、ハイブランドとか本当にいいものに触れるということ、知ることは大事だなぁと思いました。

ファッションが好きな人だけではなく、本気でビジネスをしている人にとっても何かを感じられる作品だと思います。(*^^*)

最初に、「理想と現実」と書いたけど、理想は本気になって追いかければ現実になるのだと思いました。 

  

そして、今日は北陸新幹線開業の日でしたね! 

うー、旅したい!


erica


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