2014年3月11日火曜日

3.11

もう3年も経ったのですね。
震災で被害を受けた方やそのご家族の方の気持ちは計り知れません。
日本全体が大きなショックを経験し、言葉を失いました。

そんな中で、個人個人が他人のことなど考えずに食糧や水を買い占めたり(安心したい気持ちもわかるけれど)、地震の後の週明け、仕事に向かう時、私はショックを受けました。  
スーツにヒール、普段と変わらない人ばかり。
こんなことが起きても、何も変わらないのだろうか・・・と。
万が一に備えてスニーカーに動きやすい格好で、着替えやお泊りセットを抱えて出社した私は、なんだか複雑な気持ちになりました。
自分の心の動揺や不安と、いつもと変わらない光景のギャップにショックを受けたのです。

震災で失われたのは、多くの命や物理的な財産だけでなく、これまで私たちが当たり前だと感じていた価値観、考え方なんじゃないかと思います。
悲惨現実に直面して、すべて捨てることはできないけれど、すべて抱えては進むことはできません。
両者を使い分けて、望む方向へ一歩一歩進んでいくしかないのだと思う。


東日本大震災によって亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、
被害者の方々の回復、そして、被害地に一日も早く平穏な日々が訪れますよう
私も心からお祈りしています。


erica




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