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「ものづくり」って難しい。

「つくる」という行為は、技術だけではありません。

それをつくるに至るまでに、イメージや方針があり、情報収集や分析があります。

ものづくりをして作品に触れると、この作品はどんな行程を経て生まれたのか？

ということがすごく気になります。

例えば、私たちが普段何気なく使っているフォークは、4本の歯が並んでいます。

なぜ4本なのか？とかすごい気になっちゃう。(笑)

私たちの周りにある一つ一つの作品は、

それが生まれる前には、きっと多くの工程があって、

たくさんの失敗をしては捨てられ

失敗の上に一つの作品ができてここにあるんだなって。

みなさんも、今目の前にあるもの、食べ物・家具・食器・建物・絵画・本・映画・ゲーム・洋服・会社・ブランド・テーマパーク・・・
そういったものが、どのようにして生まれたのか想像してみてください。
楽しいし暇つぶしになります。(笑)

私たちは、誰かが作ったもの、完成されたものを手に取ることが当たり前になっています。
料理はわざわざ自分でつくらなくても、お店に行けばできたものが出てくる。
スーパーやコンビニに行けばできたものが手に入る。
しかも美味しい！
だから、失敗をして料理が上達するという経験をすることも今は少ないのかもしれません。
お料理教室で作る料理なんて、絶対まずくはならないと思うしｗ
そして、誰かが作ったものを良いとか悪いとか判断するだけではなくて、
その判断さえも人の意見に左右されたりしていまうことも多いですよね。
口コミとかついつい見ちゃう。
そんな人任せの判断をしていたら、自分の感性がにぶってしまうと思うんです。

なんでもいいから自分で何かを作るのが一番なんじゃないかなって。
お金を出して買えばなんでも簡単に手に入る世の中だからこそ、
手間隙をかけた作品だとか、仕事に私は心惹かれます。
わざわざやる。
その「わざわざ」が大事なんじゃないかな。
料理をしたり、絵を描いたり、ガーデニングとか、ほんとなんでもいいから
五感を使って何かをつくると感性が磨かれると思うし、なにより心が満たされます。

完璧なものなどなくて、改善、改善の繰り返しを積み重ねて

少しずつ進化していくのだと思う。

完璧を追い求めることは不可能。

今できる最善を積み重ねることが一番の近道と信じる。

ものづくりだけではなく、すべてにおいて。

erica

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