2015年5月17日日曜日

沖縄離島の旅:石垣島で夢のようなプライベートダイビングをしよう!

西表島から石垣島に戻り、この日は人生初のダイビング!

まずは、旅を始める前にダイビングショップを探す作業をしました。
ネットで検索するとたくさんのショップが出てくるのですが、ぶっちゃけどこも同じに見えます。
サービス内容や料金にほとんど差はありません。
ですから、何を基準に決めたらいいのか迷ってしまいます。
多分、どこを選んでも失敗はないと思う。
お昼を挟むなら食事の内容とか、船にお手洗いはあるかとか、清潔感とかそういう感じですかね。

ダイビングショップを選ぶポイントは、ホームページを見たときの直感じゃないかなぁ。(笑)
私は、ダイビングショップがBlogやFacebookをやっていたらチェックします。
ブログなどを見ると、ショップの雰囲気、スタッフの雰囲気、ダイビングの様子、お客さまの様子など、リアルな姿を見ることができます。
ダイビングショップを選ぶ決め手になるのではないでしょうか。

私の場合は、ランチを挟んで丸一日ダイビングというのは考えていなくて。
理由は、自分が人見知りだから、グループで参加している人たちと一緒にご飯食べたりするのは疲れそうだからやだ、というだけなんですけどww

「石垣島、ダイビング、少人数」で検索してもたくさんでてきます。
そこで、「石垣島、ダイビング、貸切」で検索したところ、「石垣島カモメ潜水」という今回お世話になったショップが出てきました。

貸切となると高いだろうし、貸切といっても何人かで貸切なんだろうな・・・と思っていたのですが、
お問合せをしてみると、ひとりでも大歓迎と言ってくださり、しかも、料金も一律で追加料金もないとのこと。
メールでのやりとりでしたが、メールの文面から丁寧さが伝わってきたので、カモメ潜水さんにお願いすることにしました。

当日は、市街地のホテルであればホテルまで送迎してくれます。
他のダイビングショップも、送迎付きがほとんどです。
私は市街地から離れたホテルでしたので、車で港まで行きました。
駐車場まで案内してくださり、下の写真の車の窓から見える場所から乗船します。


乗船したら、まずは水中での呼吸法、ゴーグルや口に水が入った時の対処法、耳抜きの仕方などの説明を受け、地上でゴーグルを付け、レギュレーターという口から酸素が送られてくるやつをくわえて練習をします。

ゴーグルは鼻と一体化していて、ゴーグルを付けた瞬間に口呼吸しかできないようになっています。
耳抜きの練習は鼻をつままれて、「鼻から20cmくらいの棒を押し出すイメージで」と言われて何度もやり直しさせられました。ww


船の上で水着の上からウエットスーツを着用します。
ウエットスーツや機材は料金に含まれているので、水着だけ着用していけば手ぶらで参加できます。
ウエットスーツはなかなか一人では着られないので、ぐいっと引っ張ってもらいながら着ます。

準備ができたらいよいよ出発です!
自分一人のために船を出してくれるなんて、本当に贅沢。(*^^*)

 



どうせ落ちると思ったけど、一応眉毛だけは書いてきたよw
おでこのハゲ具合がやばい。(^^;)




ごんより曇り空。
竹富島の近くまで来ました。
奥に見えるのが竹富島です。

少しずつ移動しながらポイントを見極めて、船を止めていました。

船が止まったら、ダイビングをする準備を整えます。
ベストと一体化した帽子をかぶり、ゴーグルを着用、足にフィンを付け、
まずは船に取り付けた足場の上に乗ります。
レギュレーターを付ける前に、シュノーケルをくわえて、海中に顔を付けて呼吸の練習をします。
その後、ボンベを背負ってレギュレーターに代えて呼吸の練習をしました。

さあ、いよいよダイビングが始まります!
もう行くの?という感じで、不安でいっぱいです。ww 

よく背中から一回転して潜る、みたいなのをテレビで見ませんか?
あれを想像していて怖かったのですが、 普通に潜るので安心してください。
あれは何のために回転しているのだろうかww
 
潜って早々、いきなり口に水が入って来て、上に引き返しました。(笑)
口に水が入ってきても、ボタンを押すと水が抜ける仕組みになっているのですが、
ボタンを押しても水が抜けなくて焦りました。(^^;)
水中の中では会話ができないので、ジェスチャーやOKのサインを出して合図することが決まっています。
OKじゃなかったので引き返し、調節をしていただき再びトライ!

それでは、ここからはインストラクターの方が撮影してくださった写真をお楽しみください♪
一眼レフの水中カメラの性能に驚き。
私が見たままの景色です。


見てくだい!珊瑚礁の森。

海の中がこんなふうになっていたなんて!
言葉にならないほど美しかった。


水族館で見るようなお魚が目の前に。
水色っぽい小魚の大群や、白黒のお魚、黄色いお魚。
ただただ見とれて、感動しっぱなし。


小さな逆さクラゲに出会いました。
ちなみに、これが基本姿勢。よつんばいみたいな体制です。
力が入らないように、リラックスするのがポイント。

インストラクターの方がボードを使っていろいろ教えてくれたり、クイズとか出してくれて面白かったです。(^^)


みてみて~この貝には目があるの!こちらの様子をうかがっているよ。


ニモがいたー!
正式にはカクレクマノミというそうですが、クマノミにもいくつか種類がいるようです。

私の口が気持ち悪いけど気にしないで。みんなこうなるから。(笑)


お魚さんたちとたわむれているところ。
警戒して逃げるかと思ったら、逃げたりせず、むしろ近寄って来てくれてビックリしました!


青いお魚がとってもきれい。そして、全身真っ白なお魚もいてビックリしました!


海の中では、「おじゃまします」という感覚になります。


岩と岩の間の洞窟のような所も潜り抜けました♪

体をコンロロールするのが難しかったです。
体が浮かないように腰に重りを付けているのですが、なぜか体がひっくり返ったりして、元に戻れなくなって助けてもらったりしました。(笑)

水の中では、焦らないこと、全身の力を抜いてリラックスすることが大事。


再びクマノミに会いました。
イソギンチャクに産んだ卵のお世話をしているんですって。
だから、このイソギンチャクから絶対に離れないの。
人差し指を付け付けるとね、パクッっと噛まれますw


ほらほら、夫婦で卵を守っているよ。
ちょっかい出してごめんね。


船の底が見えてる。
海中にも太陽の光が届いてた。
海中から見る水面が幻想的できれいだった。

これで終了。
上がる時もインストラクターの方が上まで引っ張ってくれるんですけど、
お腹を上にしてゆっくり上げてくれるんです。
自分の息の気泡が上がっていくのがきれいで、キラキラ光る水面も本当にきれいだった。
体もだら~んとして無重力状態で、本当に不思議な感覚でした。

で、本当は午前中で終わりの予定だったのですが、もう少し深いところを潜ると、見える景色がまた変わる・・・
なんて話を聞いたらもっと潜りたくなって、急きょ延長していただいちゃいました。(^^)

今度は場所を変えて、船で港の反対側へと移動。
潜る前に仮設のお手洗いをお借りしたのですが、カーテンで仕切られているだけなので、
微妙に隙間ができてて向こうから船がきたら見えるんじゃないかとドキドキしました。
波の音があるので、音漏れは大丈夫だったと思う。(笑)

2回目は更に深く、10mほど潜りました。
10mとなると、海底まで行くのに何度も耳抜きをしないと耳が痛くなります。
2回目は自分のタイミングで痛いと感じたら耳抜きをしました。
海底まで行ってしまえばもう耳抜きをしなくても大丈夫なのですが、少し上がってまた下がると気圧の変化でまた痛くなるので耳抜きをするという感じ。


珊瑚礁のお花。
これは軟らかい珊瑚礁なんです。
触るとグニョっと弾力がある軟らかさ。


1回目と景色が変わりました。
大きな岩場。海中の色も濃くなりました。


海中では無重力のような浮遊感を味わうことができます。
フィンをゆっくりと上下に動かすだけで進みます。
ダイビングは泳げなくてもできるんですよ。(^^)


口呼吸は喉が渇くので、呼吸器を加えたまま唾を飲んだり、咳をしたりしてのどの調子を整えます。

そうそう。ダイビングショップを調べているときに見つけたのですが、
「フルフェイスマスク」というものもあるそうです。
マスクと呼吸器が一体化しているので、口に呼吸器をくわえなくてOK。
そのマスクを顔にはめれば、地上と同じように鼻や口から呼吸ができるんですって!
マスクに水が入って来てもボタンを押すだけで水抜きができる仕組みなんだとか。画期的!

メイクもしたままでOKで、ゴーグルみたいに顔にくっきり跡がつくこともないようです。
ゴーグルは吸盤みたいになっていて、力を入れてピタッと装着するので、ダイビングが終わった後は顔にくっきりゴーグルの跡が残ります。(^^;)
ダイビング後の顔が不細工すぎて、自分でビックリました。(笑)
しかも、その跡が数時間消えなかった件ww

口呼吸は怖いとか上手く呼吸ができるか不安という人は、フルフェイスマスクから始めてみてもいいかも。(^^)


大きな岩を登っていくとお魚がいました。


ふと上を見上げると太陽の光が差し込んでいた。
青い光のように見え、幻想的でとてもきれいだった。


岩の大きさが分かる写真ですね。
ダイビングは、一度潜ったらはまってしまう理由が分かりました。
潜る場所によって景色が変わったり、いつも違う生き物に出会えたりして、潜る度に新鮮な驚きがあるのだと思います。

ダイビングには年齢の上限がありません。
70代、80代でも好きで潜る人もいるそうです。
老若男女、生涯続けられるスポーツといえますね。

ダビングは、ライセンスの取得も比較的簡単で、講習を受け、実践をして2日~3日で取得できてしまうんだとか。
私は体験ダイビングというのに参加したのですが、ライセンスがあるとバディーを組んで潜ることができたり、更に深い水深まで潜ることができたりするそうです。
ライセンスを持っている友人は、「ライセンスを持っているけど、ボンベの酸素がなくなったら怖いし、死にたくないから絶対にプロと潜りたい!」と言っていました。(笑)

海中では、インストラクターの方がいろいろ説明してくださり、前を泳いでいろいろな場所に連れて行ってくださいます。
インストラクターの方は、付かず離れずなんですけど、でもちゃんと気にしてくださっていて安心感がありました。
何度かひっくり返って起き上がれなくなった私ですが、すぐに気付いて助けに来てくれました。(笑)
その上、こんなに写真を撮ってくださっていて、本当にすごい!



人生初のスキューバダイビング。
海の中にも「世界」があった。

色とりどりの魚。
愛嬌のある生き物たち。
海中に森を作る珊瑚礁。
暗い海底洞窟に差し込む青い光。

無重力の浮遊感。
神秘的な別世界。

海の上から見るだけではわからなかった、
日常では味わうことのできない感覚。
体験した人だけが、その感動を味わうことができる。

勇気を出して参加してみて本当によかった!!
夢のような時間でした。
いろんな海でダイビングをしてみたいし、石垣島へ行ったら必ずまた潜りたいと思います!

本当にありがとうございました!!m(_ _)m





◆石垣島カモメ潜水
http://www.kamome-kamo.com/
船一隻まるごと貸し切り、追加料金なしのプライベートダイビング 
ひとり12,600円
(私は延長をしたので、15,750円でした。)


erica



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