ワット・マハタートは、14世紀に立てられ1767年にビルマ軍によって破壊されるまで工事や修復を続けた大寺院です。
かつては40m以上の仏塔が立っていましたが、今は土台しかありません。
こちらは目にしたことがある方も多いんじゃないでしょうか。
ビルマ軍によって仏像の頭がとられ、その一つが長い年月をかけて木の根に囲まれた状態になっています。
とっても神秘的。
この木の根っこもすごいですよね。
写真を取るときは、仏像の頭より下になるようにしゃがんでとらなければいけません。
完全にピンとが仏像にもっていかれてますね。ww
また、仏塔があったと思われる場所を中心に、これを取り囲むように多くの仏像が置かれていますが、当時仏像の頭部には金箔が貼られていたらしく、ビルマ軍が頭部のみを持ち去ってしまったため全ての仏像は頭の無い無残な状態で放置されています。
頭が切り落とされた仏像が並んでいて異様な雰囲気です。
空洞になっている部分には、かつて金などが埋め込まれていたそうで、価値のあるものだけ持ち去られてしまったそうです。
すべてレンガ造り。
これは破壊を免れた仏像でしょうか。なんだか悲しそうです。
すごい!というよりも、何とも言えない悲しい気持ちになったワット・マハタートでした。
erica