2014年2月20日木曜日

違うからこそ

過去の失敗や辛かったことを、もう口に出さないくらい、そんなに思い出すこともないくらい消化できたら、本当の意味で前に進むのも早くなるのだと思います。

当時、折り合いをつけられなかったこと。
今であれば理解できること。
今考えても理解できないこと。
自分が逆の立場だったらどうだったか?
どうしていたか?
そもそも気がつけるのか?
気がついたとして、どう考え、どう行動し、どう話し、どうぶつかっていたか?


わからない、嫌い、どうでもいい…
誰かに対してそんな負の気持ちが現れたことがあります。
それは、期待と現実とのギャプなのかもしれません。
人は皆、それぞれの命で生きる個別の存在。差異があります。
その差異は、相手を責めるものではなく、自分と相手との距離を知らせるものなんだよね。
その距離を知って、どうするかってことなんだよね。

人にはそれぞれの価値観や信念があって、すべての人が自分と同じようなことで傷ついたり、凹んだりするわけではありません。
自分にとって大事なことでも、他人にとってはたいしたことじゃないってこともあります。
ていうか、自分のことを理解してもらえないことの方が断然多いのかもしれません。
だって、自分と他人は違うから。
だけど、みんな違うから、みんな分かり合えるはずがない…そんなふうに思ってしまうのは淋しい。
違いを認め、調整、違いを利用し、発展。それが理想的だと思います。

そして、人に対して負の感情を持ってしまうように、自分も知らないうちに誰かを傷つけてしまっているかもしれないということを、忘れないようにしたい。
自分にとっての真実は絶対じゃないし、人として偏っている部分がたくさんあるということも。

失敗や苦しい思いはできるだけしたくないけど、結局、経験から学ぶことが一番大きいなぁって感じます。
そして、そこからはい上がったとき、更に強くなる。



erica