2013年11月28日木曜日

与える心

物、お金、美味しい食事、優しさ、愛情、思いやり、ユーモア、和やかな時間・・・

人に与えられるものは人それぞれです。
私がこの人は素敵だなぁと感じた人は
どの人も「与える」ことがとても上手な人です。

「私は、あなたにこうすることが喜びなのでこうしています」というような感じ。
それを自然にやっている人です。
「私がこうしたら、あなたはお返しをすべき」というような期待がないのです。

多くの人は、「私がこうしたら、あなたはお礼をするべきだ」とか、
「こんなにしてあげたのに、なぜ何も返してくれないの?」
「私が親切にしたら、あなたは私に感謝すべき」
という期待をしてしまうと思います。
損得を考えてしまったり、
give and takeの考えで、相手に利益を与え、自分も相手から利益を得ることを期待してしまうとか。

でもそんなことを期待してしまうと、
結局、自分が窮屈になってしまうと思います。
見返りを期待して、返ってきたものがもしもその予想より低かったら
損をした気持ちになって、
もう与えるのはやめようと思ってしまうかもしれません。
それは多分、「与えたらなくなってしまう」という不安や恐れなのだと思います。

でも、そんな不安や恐れはいらないんだなって
与える心を持った人を見て思ったんです。
彼らは「与えることが受け取ること」という思いがあるんじゃないかなって。
つまり、「与えたものしか人は受け取れない」ということを、直感的に理解しているんじゃないかと思いました。
だからこそ、与えることを惜しまず、
受けることにも躊躇しないのではないかな。

見返りを期待してガッカリするくらいなら、
はじめから期待しない方がいい。
いや、むしろ見返りなんてもの自体考える必要はなくて、
自分が相手に対してこうしたいからやるという
シンプルなことをすればいいだけなのかも。





私も、見返りを求めず、人に何かを与えられる人になりたいです。
ありのまま、シンプルに生きよう。(*´∀`)


erica